SSブログ

オーボエ・リサイタル in 表参道 2014夏 [音楽]

みなさんこんにちは。
今日は私事の宣伝で恐縮ですが、リサイタルのお知らせです。

今夏も8月22日(金)に東京の青山でリサイタルを行います。お蔭様でこのオーボエ・リサイタルも7回目になりました。今回はオーボエとピアノのデュオだけではなく、それにフルートが加わったトリオも演奏します。残暑厳しいと思いますが、ひぐらしの鳴く頃、青山の会場で皆さんとお会いできれば嬉しいです。

Oikawa2014_Web_Flyer_omote.jpegOikawa2014_Web_Flyer_ura.jpeg


会場は今年もカワイ表参道です。
ph_2f.jpg
            カワイ表参道 コンサートサロン「パウゼ」


 「華麗なるアンサンブル」と題する今年のリサイタルは、東京都交響楽団の首席フルート奏者 柳原佑介さんを迎え、ピアニストの垣内敦さんと3人でお送りします。オーボエとフルートは普段オーケストラで席を隣にして、聴き合いながら演奏する一番身近な楽器です。その二重奏の華やかさを引き出す名曲もトークを交えながらお届けします。


まだ夏の予定がたっていない方、是非東京の表参道まで足をお運びください。

その他の詳細やチケット購入方法などが載っているウェブサイトはこちらです。
(有)トウキョウミュージックサプライ
http://www.t-m-s.co.jp/concert/oikawa_oboe_2014.html


過去にカワイ表参道で行ったリサイタルの様子。
IMG_2135-5c7a8.jpg
29-96303.jpg
14-97954.jpgIMG_2115-87896.jpg
IMG_2138-278c1.jpg




nice!(2)  コメント(2) 
共通テーマ:音楽

母の日コンサート 2014 [音楽]

昨日は母の日でした。

毎年母の日はこの会場で、恒例の「母の日コンサート」です。
7.JPG


この「母の日コンサート」では毎回何か思考を凝らしているのですが、今年は特別なものは無くいつも自分たちが行っているオペレッタのガラ・コンサートでした。
でもこのオペレッタのコンサートは中高年の方々に喜ばれるので、かえってこの様なシンプルなのが良いのかもしれませんね。(笑)


ドイツ語ですが、団員用のプログラムをご覧ください。
(写真をクリックして大きくしてご覧ください。)
2.jpg
ロベルト・シュトルツ、フランツ・レハーそしてヨハン・シュトラウスなどなどなど・・・。
これがドイツのオジ様・オバ様方、そしておじぃ様・おばぁ様方に喜ばれるプログラムです。(笑)


3.jpg

                                     貴重な演奏中の写真
10.jpg10363556_638050472943983_5717874363605654941_n.jpg
早くから来てさらっている人もいました。(笑)

       手を振ってみました。(笑)              
10341777_638049909610706_8412516395254763098_n.jpg6.JPG
                                     ソリストのソプラノ歌手と




nice!(2)  コメント(4) 
共通テーマ:音楽

オペラ鑑賞 R.シュトラウス「エレクトラ」 [音楽]

R.シュトラウスのオペラというと「ばらの騎士」や「サロメ」が有名ですが、今回は「エレクトラ」を鑑賞してきました。日本ではあまり公演されることが無い演目ですが、ドイツではオペラハウスの重要なレパートリーの一つです。

DSC_1233.JPG


この曲は演奏時間が2時間弱と短いので普段は休憩なしで行われますが(演出にもよるかもしれません)、主役のソプラノ歌手(エレクトラ)はほぼ出ずっぱりなので、すごく大変な作品です。
「よく最後まで声がかれないで歌えるもんあだぁ。」と思いました。
自分の声部を覚えるのも大変だと思いますが、これ全部ドイツ語で歌うので歌詞を覚えるのも大変なのではないでしょうか。
外国人には非常に難しい役ですな、これは。

 
           コート預り所                  オーケストラピット
DSC_1235.JPGDSC_1245.JPG


オーケストラがチューニングをする前から演技が始まっています。
DSC_1278.JPGDSC_1286.JPG


       アンサンブル合唱の人たち           指揮者と主役級の歌手たち
DSC_1312.JPGDSC_1314.JPG

モダンな演出のせいか(幕が閉じてから幕の前に出てきてお客さんに挨拶する)カーテンコールはなく、舞台を開けたままの挨拶でした。



nice!(2)  コメント(3) 
共通テーマ:音楽

イースター(復活祭 独語Ostern) 2014 [音楽]

みなさんこんにちは。

日本はそろそろゴールデンウィークですが、ドイツは一足先にもう連休に入っています。
イースターは聖金曜日(Karfreitag)に始まり、イースター月曜日(Ostermontag)までの4連休です。
この時期旅行に行ったり里帰りしたり様々ですが、
今年は天気も良く仕事から解放されたみなさんは、晴れ晴れとして連休を楽しんでいます。


街中はイースター恒例の中世的なマルクト市場で、とても賑わっていました。
DSC_1205.JPGDSC_1249.JPG

これは何の店だか分かりますか?
DSC_1121.JPGDSC_1125.JPG

蜂蜜屋です。


こちらは楽器屋です。
DSC_1162.JPGDSC_1160.JPG

       パン屋さんもありました。         小さなメリーゴーランドもあります。
DSC_1166.JPGDSC_1188.JPG

おもちゃ屋さんでは、子供が木の剣を物色しています。
DSC_1126.JPGDSC_1131.JPG

マルクト中央には、子供用のバイキング風の遊具もありました。
DSC_1152.JPG

舞台&客席では「赤ずきんちゃん」の演劇が行われていました。
DSC_1220.JPGDSC_1219.JPGDSC_1230.JPGDSC_1217.JPG
           おばぁちゃん                おおかみ


店の中もイースターの飾りつけ。
DSC_1195.JPG
DSC_1193.JPGDSC_1192.JPG


駅舎内もそれらしくなっています。
DSC_1112.JPG



nice!(3)  コメント(4) 
共通テーマ:音楽

定期演奏会 3月 [音楽]

 
週末は定期演奏会でした。

金・土・日曜日と3日続けて演奏した曲目は、
ドビュッシー:「牧神の午後への前奏曲」
サン・サーンス:チェロ協奏曲
ラベル:「マ・メール・ロワ」
ストラビンスキー:組曲「火の鳥」(1945年版)


この火の鳥、1945年版の中間部の数曲をカットし、1919年版のような形にしての演奏でした。
この曲は合奏で演奏することは当然難しいのですが、それぞれのパートもとても難しく書かれています。特に3曲目の VARIATIONS は非常に難しく、木管の中でも特にフルートとクラリネットは大変です。

Fl1.jpgCl1.jpg
Fl3.jpgCl2.jpg
          フルートの楽譜                 クラリネットの楽譜


それに比べてオーボエはというと、

Oboe.jpg

たったの3段で、演奏するのは12小節だけです。
「いやー オーボエで良かった!」
と思う瞬間です。(笑)



今回はサン・サーンスの曲も演奏しましたが、プログラム全体的には近現代の音楽というイメージが強いと思います。
しかし指揮者はドイツ人だったので、ドビュッシーでも頑張っていたのですが、あのフランス音楽特有の自由さや躍動感、そして繊細さがちょっと表現出来ていなかったのが残念でした。この曲はやっぱりフランス人の指揮者で演奏したいですね。


フルートの独奏で始まる冒頭の部分
DSC_0628.JPGDSC_0629.JPG


それにしても「牧神の午後への前奏曲」はいい曲です。
よかったら是非生の演奏で聴いてみて下さい。



nice!(2)  コメント(2) 
共通テーマ:音楽

演奏会を " 聴きに " 行きました。 [音楽]

みなさんお久しぶりです、元気にお過ごしですか?

ネットで日本は何十年ぶりの大雪とききましたが、皆さんは大丈夫でしたか?
聞くところによると「大雪になったのが週末で良かった。」ということですが、それでも東京近辺は雪に弱いと思うので大変だったと思います。

ここドイツは雪も降らず、毎日過ごしやすい天気が続いています。
2月中は " まだこれから寒波がやって来る " と思い警戒(?)をしていましたが、今日はもう3月中旬になるので、このまま春になってくれるのではないかと期待しています。(願)
少なくとも今日までは超暖冬です。


昨日、久しぶりに演奏会を聴きに行きました。
以前は時間があったらよく演奏会に行っていたのですが(ベルリン・フィルも聴きに行っていました)、最近は演奏することで忙しく聴くことはあまりありませんでした。
今回は日本人の指揮者の佐渡豊さんが、ドビュッシーの「牧神の午後の前奏曲」という曲を指揮するので、どの様にこの曲を指揮をするのか興味がありました。
今回の演奏会は残念ながら佐渡さんはインフルエンザのためキャンセルになりましたが、思いがけずフルートのソロを演奏した人(Solo Flute奏者)が、つい2週間前に一緒に楽しくアンサンブルをした人だったので興味を持って演奏会を聴くことが出来ました。
ドビュッシーの他にラベルの「ダフニスとクロエ」の長いソロでも、気持ちよさそうに吹いていました。

DSC_0273.JPG
指揮者を観ようと思っていたので、舞台の後ろのど真ん中の席に座りました。(笑)

演奏が終わって席を立つ時に、彼(フルート奏者)がこっちに気づいて合図を送ってきたので、こっちも「君のソロは素晴らしかったよ!」と拍手と(親指を立てた)グーのサインを送りました。
演奏中は客席でハプニングもありましたが、思いがけず知人のソロも聴けたので演奏会を楽しめました。


ロビーでは、ソリストを務めたバイオリニストがサイン会? CD即売サイン会?自叙伝即売サイン会?をしていました。
DSC_0299.JPGDSC_0290.JPG

最近はクラッシックの演奏会でも、この様は光景をよく見るようになりました。



nice!(1)  コメント(4) 
共通テーマ:音楽

初雪 2014 [音楽]

昨日この冬初めて雪が降りました。

DSC_0042.JPG

えっ? って思う方も多いと思いますが、今年の冬は暖冬だったので積もるほどの雪はまだ降っていませんでした(少なくとも自分の住んでいる街はね)。
気温もぐっと下がり、これからは一日の最高気温が連日零度以下になりそうです。
この冬は " 日本より暖かい " と喜んでいましたが、これからはそうはいかないようです。(笑)
まー 今までが暖かった分良しとしなきゃいけませんね。


以前にも書いたと思いますが、
雪のせいで歩行者が転ぶと、その場所の前に建っている建物の住民又は管理者の責任になります。なので夜に雪が降ると、朝から皆さん雪かきにおわれます。
DSC_0069.JPGDSC_0077.JPG

このぐらいキレイにしないと、いけないみたいです。
DSC_0089.JPG

朝から大変ですね。




nice!(2)  コメント(4) 
共通テーマ:音楽

2014年 剣道初稽古 [音楽]

こんにちは。

今日はもう1月13日。
初日の出、初夢、初仕事、殆んどの初ものは終わったのではないでしょうか。(笑)
自分は年末および元旦から仕事だったので、初仕事もなにもなかったのですが、先日剣道の初稽古に行ってきました。
CIMG5792.JPGCIMG5785.JPG
昨日、一昨日と近くの街で剣道大会があったので、彼等はすでにもう何回かはトレーニングに来ていました。
ドイツ人の彼等にとっては、1月2日から通常の仕事が始まるので、日本風の " 初なんとか " という特別な感覚は無いみたいですね。(笑)


ちなみにここは土曜日に演奏した会場です。
DSC_0003.JPG
ニュー・イヤー・コンサートっぽく舞台は花で飾られていました。



nice!(2)  コメント(6) 
共通テーマ:音楽

教会コンサート with ブラームスのドイツ・レクイエム [音楽]

こんにちは、みなさん。
ブログを書くのが久しぶりになってしまいました。
みなさん元気でお過ごしでしょうか。

先日11月20日はプロテスタントの祭日で、「回心(懺悔)と祈りの日」(Busstag und Bettag)といってザクセン州だけ休日になります。
この日、みんなは何を懺悔したのでしょうか。(笑)
宿題を忘れた? 或いは ご飯を残した? 或いは 夜更かしした? 練習さぼった??。(笑)


この「回心と祈りの日」に、教会でコンサートをしてきました。

この教会、祭壇が素晴らしいというかゴッツイというか・・・。
ちょっとびみょーです。(笑)
Foto0744.jpg

Foto0752.jpgFoto0751.jpg
          キリストの誕生               最後の晩餐 かな?

Foto0749.jpg
スゴイでしょう? この祭壇。

演奏した曲は大好きなブラームスの「ドイツ・レクイエム」。
これとってもいい曲なんです。
この作品はブラームスが母の死を悼んで書いた曲で(シューマンの死を悼んでという話もあります)、彼の交響曲や協奏曲と同じくらいよく演奏される曲です。
この曲は7つの楽章からなっていますが、ホントどれもいい曲なんです、ソロも多いですしね。(笑)
その中でも個人的には第4楽章が綺麗というか美しいというか・・・、演奏していてついつい入り込んでしまう曲です。
でもこの曲の一番難しい所(というか一番緊張する所)は、第一楽章の最初のA(ラ)の音を出す時なんです。
チューニングが終わって、指揮者が出てきて、静かな第一楽章が始まり、休みを数えること36小節(たぶん 笑)、そして最初に出す音がこのA(ラ)の音、P(小さな音)でしかもソロ。(汗)
音量、タンギング、音程とすべてを考えながら息をリードに吹き込みます。
チューニングで音を出してからもうすでに数分は経過しているので、リードの状態が気になり一番緊張する瞬間です。(冷汗)
まぁこの曲はもう何回も演奏しているので、今はここで緊張することはありませんが、初めの頃はいつも緊張していました。
みなさん、今度演奏会でこの曲を聴く時は、この部分で第一オーボエ奏者に注目してみて下さい。
ナイーブになっている姿が観られるかもしれませんよ。(笑)


ところで、

実はこの曲の第4楽章の1番オーボエ(2番クラリネットもですが)に、一か所修正すべき所があります。(ブラームスにケンカを売っているわけではありません 笑)
CIMG5532.JPGCIMG5533.JPG

最近のCDでは直して演奏している録音が多いのですが、古い録音だと楽譜のまま演奏していることが多いですね。
これは構成上、和声上最初の部分と同じに演奏する方がいいと思います。
みなさんの録音はいかがですか?
こんど聴いてみて下さい。




nice!(2)  コメント(2) 
共通テーマ:音楽

メンデルスゾーンハウス [音楽]

先日、日曜サロンコンサートへ行ってきました。

場所はライプツィヒのメンデルスゾーンハウス。かつて作曲家メンデルスゾーンが12年間家族と暮らした家で、今はミュージアムになっています。
中は当時の部屋の様子が再現され、19世紀前半の人々の暮らしぶりも伺えます。ナポレオンが倒れ人々の関心は政治より日常の生活に向き、部屋の装飾、調度品や家具を楽しんだ時代でもあります。

ビーダーマイヤー様式の家具が並ぶリビングの様子
Mendelssohn  2009.9.8  (6).JPG

メンデルスゾーンの仕事部屋
Mendelssohn  2009.9.8  (4).JPG
当時のスケッチ画をもとに、亡くなった時の部屋の様子が再現されています。メンデルスゾーンの尊敬するJ.S.バッハ、ゲーテの胸像もあります。

メンデルスゾーンが音楽サロンとして使っていた部屋もあり、親しい友人や音楽家を招いてサロンコンサートを開いていました。ピアノや椅子が当時と同じように配置されています。
Mendelssohn  2009.9.8  (0).JPG
床板は当時のまま残っています。

そしてその様子を後世に伝えようと、今でも毎週日曜日の午前中に、サロンコンサートが行われています。
CIMG5439.JPGCIMG5442.JPG
                                 ピアノはベーゼンドルファーです。

その日曜サロンコンサートで、夏の表参道でのリサイタルで一緒に演奏したピアニストの垣内君が、フルート奏者の齋藤友紀さんとのデュオを演奏しました。
CIMG5449.JPGCIMG5455.JPG

垣内君と齋藤さんは、8年一緒に演奏活動をしているそうです。
イタリア、スペイン、フランス、ドイツ、ハンガリーと色々な国の音楽を演奏しましたが、長年一緒に演奏しているので息の合った演奏でした。

演奏会後に一緒に写真を撮らせて頂きました。(笑)
CIMG5486.JPGCIMG5493.JPG
垣内君のライプツィヒ留学時代の恩師も駆けつけてくれました。(写真右)


誰も居なくなったところでちょっとピアノを弾いてみました。(笑)
1383402_430029107102206_211067729_n.jpg



以前のメンデルスゾーンに関する記事
メンデルスゾーン その4 大バッハの復興者
メンデルスゾーン その3 絵
教会コンサートその2 メンデルスゾーン
教会コンサート メンデルスゾーン    




nice!(3)  コメント(8) 
共通テーマ:音楽

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。