定期演奏会 3月 [音楽]
週末は定期演奏会でした。
金・土・日曜日と3日続けて演奏した曲目は、
ドビュッシー:「牧神の午後への前奏曲」
サン・サーンス:チェロ協奏曲
ラベル:「マ・メール・ロワ」
ストラビンスキー:組曲「火の鳥」(1945年版)
この火の鳥、1945年版の中間部の数曲をカットし、1919年版のような形にしての演奏でした。
この曲は合奏で演奏することは当然難しいのですが、それぞれのパートもとても難しく書かれています。特に3曲目の VARIATIONS は非常に難しく、木管の中でも特にフルートとクラリネットは大変です。
フルートの楽譜 クラリネットの楽譜
それに比べてオーボエはというと、
たったの3段で、演奏するのは12小節だけです。
「いやー オーボエで良かった!」
と思う瞬間です。(笑)
今回はサン・サーンスの曲も演奏しましたが、プログラム全体的には近現代の音楽というイメージが強いと思います。
しかし指揮者はドイツ人だったので、ドビュッシーでも頑張っていたのですが、あのフランス音楽特有の自由さや躍動感、そして繊細さがちょっと表現出来ていなかったのが残念でした。この曲はやっぱりフランス人の指揮者で演奏したいですね。
フルートの独奏で始まる冒頭の部分
それにしても「牧神の午後への前奏曲」はいい曲です。
よかったら是非生の演奏で聴いてみて下さい。
この「牧神の・・」はテレビのコンサートで聴いたことが
ありますがいい曲ですね。癒されます!
by のび太 (2014-04-01 15:26)
そうなんです、いい曲なんですよ。
ただ、もう何回もこの曲を演奏しているんですが、フランス人が振ったことが無いのが残念なんです。
by Tommy (2014-04-02 04:37)