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教会コンサート with ブラームスのドイツ・レクイエム [音楽]

こんにちは、みなさん。
ブログを書くのが久しぶりになってしまいました。
みなさん元気でお過ごしでしょうか。

先日11月20日はプロテスタントの祭日で、「回心(懺悔)と祈りの日」(Busstag und Bettag)といってザクセン州だけ休日になります。
この日、みんなは何を懺悔したのでしょうか。(笑)
宿題を忘れた? 或いは ご飯を残した? 或いは 夜更かしした? 練習さぼった??。(笑)


この「回心と祈りの日」に、教会でコンサートをしてきました。

この教会、祭壇が素晴らしいというかゴッツイというか・・・。
ちょっとびみょーです。(笑)
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          キリストの誕生               最後の晩餐 かな?

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スゴイでしょう? この祭壇。

演奏した曲は大好きなブラームスの「ドイツ・レクイエム」。
これとってもいい曲なんです。
この作品はブラームスが母の死を悼んで書いた曲で(シューマンの死を悼んでという話もあります)、彼の交響曲や協奏曲と同じくらいよく演奏される曲です。
この曲は7つの楽章からなっていますが、ホントどれもいい曲なんです、ソロも多いですしね。(笑)
その中でも個人的には第4楽章が綺麗というか美しいというか・・・、演奏していてついつい入り込んでしまう曲です。
でもこの曲の一番難しい所(というか一番緊張する所)は、第一楽章の最初のA(ラ)の音を出す時なんです。
チューニングが終わって、指揮者が出てきて、静かな第一楽章が始まり、休みを数えること36小節(たぶん 笑)、そして最初に出す音がこのA(ラ)の音、P(小さな音)でしかもソロ。(汗)
音量、タンギング、音程とすべてを考えながら息をリードに吹き込みます。
チューニングで音を出してからもうすでに数分は経過しているので、リードの状態が気になり一番緊張する瞬間です。(冷汗)
まぁこの曲はもう何回も演奏しているので、今はここで緊張することはありませんが、初めの頃はいつも緊張していました。
みなさん、今度演奏会でこの曲を聴く時は、この部分で第一オーボエ奏者に注目してみて下さい。
ナイーブになっている姿が観られるかもしれませんよ。(笑)


ところで、

実はこの曲の第4楽章の1番オーボエ(2番クラリネットもですが)に、一か所修正すべき所があります。(ブラームスにケンカを売っているわけではありません 笑)
CIMG5532.JPGCIMG5533.JPG

最近のCDでは直して演奏している録音が多いのですが、古い録音だと楽譜のまま演奏していることが多いですね。
これは構成上、和声上最初の部分と同じに演奏する方がいいと思います。
みなさんの録音はいかがですか?
こんど聴いてみて下さい。




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のび太

この曲はこころが癒されますね。
教会でいつか聴きたいです。
第一オーボエ奏者を見てみましょう。(笑)
by のび太 (2013-11-23 12:13) 

Tommy

知ってましたか、この曲。
ホント教会にぴったりの曲です。

たぶんリードをなめて、湿らせていると思いますよ。(笑)
by Tommy (2013-11-29 23:37) 

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