剣道合同トレーニング 2012秋

この間の週末は剣道の合同トレーニングに参加してきました。
今回は2週間後に控えた団体のドイツ選手権のためのトレーニングでした。
自分は試合には出場しませんが、今回は講師としてルーマニアから石窪さんが来られると聞き参加しました。


　　　　　最前列左から三番目が石窪さん、一番右（白い胴着、袴）が自分

石窪さんとは昔プラハの剣道大会でお会いし、大会後に稽古をつけて頂きましたが、その時の「全く相手にならず、胴も抜かれた。」という記憶が強烈に残っていました。

ここでちょっと " 胴を抜かれる " ということを簡単に説明をしますと、
" 相手の誘い（意図的に面に空きをつくること）にのって面を打ちに行く、
という相手の意のままに動かされた結果、
竹刀を振り上げて空きのできた胴を打たれる。"
ということです。
つまり相当の実力の差がなければ成立しない技ということです。（笑）

今回は胴は抜かれませんでしたが、居ついたところに素晴らしい面を打たれました。（頂きました。　笑）
（ちなみに " 居つく " とは、相手の動きが読めなかったり、動きが予想と違って自分の中で迷いが生じ、動きが止まった瞬間）
以前より上達していると思っていたので、今回はもう少し相手になるかなぁと思っていましたが、全然ダメでした。（笑）　胴を抜かれなかっただけ、ちょっと進歩なのかもしれませんね。（笑）

でも、今回日本人の剣道ってやっぱりドイツ人とは違うなぁ　と思いました。
気迫というか圧力というか、そういうものが全然違うんですね。
いくら強い相手でもドイツ人だと、す～ っと間合いを詰めて行けるのですが、日本人だと簡単に入って行けません。何でこんなに違うんでしょうか・・・。
それから、打ち込む前の駆け引き。
相手が日本人だとなかなか誘いに乗ってくれません。（打って来ない）
この誘ったりタメを作ったりして、相手を崩して打つのが剣道の醍醐味であり面白いところなんですが、そういうことがドイツ人相手だとなかなか出来ません。
なので今回は短い時間でしたが、石窪さんと稽古をしてスゴク楽しかったです。
次回どこかでお会いした時にはまた稽古して頂けると嬉しいです。

　　　　 　石窪さん　　　　　　　　もう一人の講師クンプさん　　　　赤毛赤袴の女の子

コメント 4

お疲れ様でした。いい稽古ができましたね。
いつか稽古をお願いいたします！
by のび太 (2012-11-08 19:21) 

わずかな時間でしたが、私も及川さんととても楽しい勝負をさせて頂きました。ありがとうございました。またどこかで竹刀トークを楽しめますことを心待ちにいたしております。
by iskb (2012-11-11 20:44) 

のび太さま
いい稽古でした！
ただ時間が少なかったのが残念です。
こちらこそ宜しくお願いします。
by Tommy (2012-11-30 07:12) 

iskbさま
わざわざコメント有難うございます。
またドイツに来る機会があり、時間に余裕がありましたら、拙宅まで遊びに来て下さい。
時期によっては日本のお酒があるかもしれません。（笑）
by Tommy (2012-11-30 07:18)