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クリスマス市場 2012 [カルチャー]

皆さんこんにちは、お久しぶりです。
日本もずいぶん寒くなったと思いますが、元気でお過ごしですか?

ここドイツでは今年もまたクリスマス・マルクトが始まりました。

日本では12月中旬にならないとクリスマスの雰囲気を感じられないかもしれません。
しかしドイツでは11月下旬のTotensonntag<死者をしのんで静かにする日(日曜日)>を過ぎると、それから約一ヶ月間はクリスマス(ドイツ語ではWeihnachtszeitと言います)ということになります。

始まったばかりなのでTVも来てました       後ろの方には約20m位のクリスマス・ツリー
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クリスマスに飲むホットワイン屋さん        毎年ここに出店する知恵の輪屋さん
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                                巨大なクリスマス・カレンダー
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この時期は仕事の方もクリスマスに合った曲が多くなり、12月初旬には「ヘンゼルとグレーテル」があります。

このフンパーディンク(Engelbert Humperdinck)作曲の「ヘンゼルとグレーテル」は、
「子供たちが歌えるように」という思いで作曲者の妹が台本を書いた、
という珍しい作品です。
でもこのオペラ、歌う人にとっては大変な曲なんだそうです。

普通オペラで歌手が歌っている所は、オーケストラは必要最小限の楽器が演奏し(部分的にはフォルテで演奏する所もありますが)、歌手の声がオーケストラに消されないように作曲されています。
しかしこの「ヘンゼルとグレーテル」では、歌手が歌っている時もオーケストラが厚くて(沢山の人が演奏していて)、歌手の声がなかなか客席まで届かないんだそうです。
それでいて登場人物が少ないので歌う所も多く、休憩できる部分も少ないみたいですね。
まぁ簡単に言うと、
題材が有名な童話なので子供も楽しめるオペラなのですが、楽曲がワーグナーっぽいということです。

ちなみにこの曲、調性がどんどん変わっていくのでオーケストラにとっても大変なんです。
やっぱりオーケストラの演奏者にとってもワーグナーっぽいということですかね。(笑)




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のび太

ドイツのクリスマス・・・本当に
素敵ですね!
by のび太 (2012-12-11 21:18) 

Tommy

のび太さま
この時期はホント賑やかになります。
日本で言うと、「仕事帰りに一杯」という感じですかね。(笑)
by Tommy (2012-12-16 05:18) 

石居 進

素敵な賑わいですね。寒さなど忘れそう。
12月のクリスマス直前にベルギーのブルージュに行った時を思い出しました。その前日、ブルッセルでは雪が降りました。
懐かしいです。

by 石居 進 (2012-12-21 11:30) 

Tommy

石居進さま

あー いいですねー。
ブルージュやブリュッセルも綺麗な街ですからね。
この時期寒いんですが、クリスマスなので街は賑わいます。
その雰囲気がホントいいんですよ。
by Tommy (2012-12-24 09:47) 

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