演奏旅行 1 モンレアーレ パレルモ

皆さんこんにちは、お久しぶりです。


昨日までシチリア島に演奏旅行に行ってました。

シチリア島って・・・
そう、あのマ〇ィア発祥の地と言われている所です。
でも演奏したところは島の反対側の州都パレルモの近く、モンレアーレという町の大聖堂（Duomo)です。
この町の５０回目の音楽祭にゲスト演奏してきました。

この大聖堂はノルマン建築様式の代表的遺産の1つで、イタリアの指定保護文化財建造物になっています。大聖堂の内装はとても素晴らしく、聖書に出てくる様々な場面がモザイク画でたくさん描かれていました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　演奏中はこの正面の絵を見ていました。
正面にあるキリストの顔は　　　　　　 左上の絵はアダムからイヴが創造された
３メートルもあるそうです　　　　　　　　場面です　　　　　　
　


これら沢山のモザイク画に囲まれて演奏した曲がハイドンの「天地創造」、まさにピッタリの曲でした。演奏会中は自分の正面に見える場面はもちろん、側面に見える場面も見ながら “ こんなに素晴らしい大聖堂で「天地創造」を演奏するなんて ”　ってちょっと感動しながら演奏してました。
　　　　　テレビ局も来ていました　　　　　　　　　　　　　　　　演奏会後の写真


この大聖堂に隣設する回廊も素晴らしく、大聖堂をバックに回廊を見ると、自分が中世にタイムスリップした気分にもなります。


モンレアーレの丘から見えるパレルモ


この日の朝にホテルから観た光景
　
霧なのか排気ガスなのか・・・・


午前中のゲネプロ後、本番（21時開演)まで時間があったのでパレルモの観光にも行ってきました。
ノルマン宮殿内にあるパラティーナ礼拝堂

モンレアーレの大聖堂を小さくしてここに持ってきた感じです。
中に入ると黄金の装飾に囲まれるので、日本の平泉の金色堂にも雰囲気が似ていました。

パレルモのカテドラル




パレルモにはバスで行ったのですが、ホテルの近くのバス停がなかなか（２０分くらい)見つからずアタフタしましたが、無事行けました。（笑)

皆さん、どこがバス停か分かりますか？



電柱の上の方に付いている小さな黄色い看板がバス停の目印でした。（笑)

コメント 2

すごい文化財の中で演奏ですね、見ているだけで音の響きが違いそうな感じが伝わってきます。
by ノリパ (2011-12-03 16:16) 

ノリパさま
こういう文化財に囲まれて演奏していると自然に気持ちが高ぶってきます。
この内装を観てるだけで、パイプ・オルガンの響きが聴こえてくるような気がしませんか？

by Tommy (2011-12-05 07:51)