ドイツのクリスマス 2013 [カルチャー]
みなさんこんにちは。
3日間続く演奏会も明日で終わりで、明後日からは一週間のクリスマス休暇になります。
その今年最後の演奏会は、クリスマスに合ったプログラムでした。
バッハの管弦楽組曲第2番ロ短調、テレマンの3本のトランペットの為の協奏曲、それにチャイコフスキーのSym.1番「冬の日の幻想」でした。
チャイコフスキーの交響曲は4番、5番、6番がとても有名ですが、1番もそれに次いで演奏機会の多い曲です。殆んどオーボエは目立たないのですが、一ヶ所だけ長いとってもいいソロがあるんです。それは第2楽章の初めの方に出てきます。
弦楽器がシンコペーションで静かに伴奏する所にオーボエが乗っかって演奏し、それにフルートとファゴットが絡んできます。
静かな弦楽器の上に乗っかって演奏するソロって、ホント気持ちいいんです。
これは木管楽器奏者しか分からないかもしれません。(笑)
ところで、
今は一年で一番盛り上がる時期です。
「この時期のドイツといえばクリスマス市場、クリスマス市場といえばドイツ。」というくらい自分の中では、ドイツが一番クリスマス市場が似合う国だと思っています。
これは街中の地図ですが、茶色い部分がクリスマス市場です。
今年は今のところ暖冬なので、仕事帰りに立ち寄ったりして、いつもよりクリスマス市場に行く回数が増えてます。雪が降らないのでホワイト・クリスマスにはなりそうにありませんが、そんなに寒くないクリスマスもいいなぁと思いました。(笑)
レープクーヘン(Lebkuchen)というクリスマスのお菓子です。
何故かサラミ屋さんも出店してます。
豪華なクリスマスの飾り(ピラミッド)です。
クリスマス市場の写真はここから撮ってます。
バッハが活躍したトーマス教会にも行ってきました。
毎年この時期バッハが眠る所には、アドベントクランツが飾ってあります。
偶然パイプオルガンを練習していたので録画してみました。
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
メインのオルガンではなく、もう一つのオルガン(2000年完成)です。
これは18世紀の中部ドイツのオルガン構造に合わせて作った楽器で、バッハの作品が頻繁に演奏されます。
中央駅も綺麗に装飾されています。
サンタの帽子だけでは物足りないのか、何にかないか探しているみたいです。(右写真 笑)
これもクリスマスのお菓子、シュトレンです。
右の写真の様に、買った商品を(無料で)自分で包装できるようになっています。
お医者さんもクリスマス・モードです。
眼医者さん
歯医者さん
これは12月1日から12月24日までしかないクリスマスのカレンダー(アドベンツカレンダー)ですが、なんとこれにはビールが入ってます。大人用なんですかね、いかにもドイツって感じです。
こんな色のサンタさんもいました。
今年うちはポインセチアを買いました。ドイツ語で「Weihnachtsstern」(クリスマスの星)と呼びます。
過去のクリスマス記事はこちら
クリスマスの習慣について
聖ニコラウスの日 2009
クリスマスオラトリオ 2009
クリスマスオラトリオ 2010
クリスマスツリー 2009
アドベンツカレンダー 2010
アドベンツカレンダー 2010 その2 & ベツレヘムの星
アドベンツクランツ 2010
ピラミッド飾り 2013
クリスマス市場について
クリスマス市場 2009
クリスマス市場 2010
クリスマス市場 2011
クリスマス市場 2012
クリスマス市場 2012 その2
中央駅イルミネーション 2009
メリークリスマス 2009
メリークリスマス 2010
メリークリスマス 2011
メリークリスマス 2012
いやあ、ドイツのクリスマスを堪能させて
いただきました。
「冬の日の幻想」へったぴオケで私も演奏
させていただきました(お恥ずかしい・・・)
おお、トーマス教会!!!
行ってみたいです。
by MU (2013-12-27 23:01)
MUさま
クリスマス市場といったらやっぱりドイツでしょ!
イブの夜にはトーマス教会でミサもしています。
今度この時期に一度来てみてはいかでしょう・・・。(待ってマス 笑)
自分が演奏して気持ち良ければいいんですよ。(笑)
それが一番!
by Tommy (2014-01-01 00:55)