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演奏会 テーマは「愛」? [音楽]

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お久しぶりです、元気にお過ごしですか?

ここドイツは先週からぐっと暖かくなり、やっと春らしくなってきました。
この春の陽気のお蔭で、シソの芽も少しずつですが、確実に伸びてきました。
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このまま良い天気が続いて、どんどん大きくなってほしいものです。(早く食べたいから)



先週末のコンサートではチャイコフスキーとプロコフィエフの「ロミオとジュリエット」、リストの「愛の夢」第3番(オーケストラ編曲版)、そして「トリスタンとイゾルデ」から前奏曲と「イゾルデの愛の死」(Isoldens Liebestod)を演奏しました。
曲目を見ると分かると思うのですが、今回の演奏会のテーマは「愛」です(と思います)。
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「愛」について語るガラじゃないので、そのことにつて得々と説明はしませんが、曲目としては良いプログラミングだったと思いました。

リストの「愛の夢」第3番は有名なピアノ曲ですが、曲の雰囲気(柔らかで優しく、そして流れるような感じ)が損なわれずに、上手くオーケストラに編曲されていました。
曲中二ヶ所あるカデンツ的な所も上手くオーケストレーションされていました。

一つ目のカデンツ
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この上のピアノ譜が [右斜め下] こうなります。
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二つ目のカデンツ
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この上のピアノ譜が [右斜め下] こうなります。
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ハープを入れたことも大きかったですね。


そしてワーグナーはもう言うまでもなく凄い曲です。
うちのオーケストラはモーツァルトやベートーベンなどがレパートリーなので、ワーグナーを演奏する機会はあまりないのですが、演奏してみるとワーグナーにハマる人の気持ちが分かるような気がします。
曲の緊張感と次第に盛り上がっていくワーグナー独特の高揚感。
ホントいい曲でした。
ワーグナーは長い曲が多いのですが、今回はいい所取りでした。
今年はワ-グナー生誕200周年なので、例年より演奏する機会が増えるかもしれませんね。

ちなみにオーボエ奏者としてこの曲で一番難しい所は、この2・3小節目のP(小さな音)で演奏する所です。
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普通の指使いでP(小さな音)でこの音の進行を演奏すると、レガートにするのが以外と難しいんです。本番では代え指を駆使して演奏しました。


P.S.
ちなみにプロコフィエフの「ロミオとジュリエット」は、第二組曲を演奏しました。




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MU

ワーグナーは大好きなんですが
なかなかオペラ全曲を聴く機会がありません。

シソは大変丈夫なので、どんどん出てくると
思いますよ。
お部屋の中なんですよね?
外に出すとムシに食べられてしまうので注意です。
by MU (2013-04-19 12:06) 

Tommy

オペラ全曲はちょっと大変ですよね。
でも知人の14歳の娘さん(日本人)は、ワーグナーのオペラを幾つも全曲聴いてます。(笑)

外で栽培しているシソもあるんです。
うちは5階なのでたぶん虫は大丈夫だと思うんですが、まだ寒いので屋内のシソより育ちが目立って遅いです。
日本に帰る前に収穫できるといいんですが・・・。
by Tommy (2013-04-21 17:55) 

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