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聖人マルティンの日 Martinstag [カルチャー]

11月11日は「聖人マルティンの日」(Martinstag)です。

幼稚園児や小学生の子供たちが、夕方手作りの提灯をぶらさげて行列(Laterneumzug)をする日です。
日本ではあまり知られていない行事かもしれません。


聖人マルティンって・・?(すごく簡単に説明するとこういう人です)
厳しい冬のある日、白馬にまたがった軍人マルティンは、裸で歩く貧しい人と出逢い、
自分の身につけていたマントを剣で二つに裂き、半分をその見知らぬ男に渡しました。
その後マルティンは聖職者として生き西暦397年に亡くなり11月11日に埋葬されます。

マルティンはローマ・カトリック教会で聖人とされ、
責任感のある彼の行いが修道士たちの手本とされてきたそうです。

画家エル・グレコが描いた聖マルティン
El GRECO St.Martin.JPG

今日では
馬にまたがるマルティンに扮した人を先頭に、
子供達は思い思いの提灯(Laterne)を手に、歌を歌いながら夕暮れを行列します。

         ↓ この2曲がよく歌われます。 ↓ 
Martinssingen.jpg

また学芸会の出し物などで、この聖人マルティン物語をやることも。
地方によって少しずつ違う習慣があるようです。
地域によっては11月10日生まれのマルティン・ルターと重ね合わせることもあるそうです。

「聖人マルティンの日」 写真入りの続きはコチラ ↓
http://tommy-music.blog.so-net.ne.jp/2009-11-13

マルティン・ルターの宗教改革の記事はコチラ ↓
http://tommy-music.blog.so-net.ne.jp/2009-10-29





CD情報はこちら → http://tommy-music.blog.so-net.ne.jp/2009-08-28-1
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コメント 4

ケロリ

マルティンの日、初めて知りました。
子供達の行列、きっと可愛らしいのでしょうね^^
by ケロリ (2009-11-11 16:08) 

Tommy

そうですね、日本ではあまり知られてませんが、こっちでは誰でも知っている行事の一つです。
特にカトリック教会で重要視されているそうです。
by Tommy (2009-11-12 06:15) 

gon

私もマルティンの日は初めて知りました!
ヨーロッパの文化は国によっていろいろで、奥が深いです! 
エル・グレコ、いい絵ですね〜。
by gon (2009-11-17 02:13) 

Tommy

えっ?
イタリアでは「マルティンの日」はないんですか?
う~ん
なぜなんだろう・・・。
あまり知られて無いだけなんだろうか・・・・・。
by Tommy (2009-11-17 06:33) 

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